関東聴覚障害学生サポートセンター

設置形態 任意団体
所在地 事務所を持たず、大学での支援コーディネートや通訳活動、コンサルテーションのノウハウを持ったスタッフのネットワークによって運営。
創設 1984年(創設当初は関東学生情報保障者派遣委員会)
Web サイト http://kantou-saposen.main.jp/
運営スタッフ 15名

活動内容

聴覚障害学生支援体制構築についてのコンサルテーション 初めて聴覚障害学生を受け入れる大学や、支援の質的向上を目指す大学を対象に、支援制度の構築・拡充のためのコンサルテーションを行い、中長期的な関わりを通して、各大学で基本的なコーディネート、支援ノウハウの蓄積、自前での研修会の実施等が可能となるようサポートしています。
コンサルテーション・企画の一例
  • 現状の課題や今後の展望等についてのヒアリング
  • 支援制度充実にむけた具体的な取り組み案の提案
  • 支援に関する情報提供
  • 各種研修会の企画・実施
  • 講師斡旋
  • 支援担当教職員に対するフォロー・相談対応
  • 聴覚障害学生・支援学生からの相談対応、ニーズ聞き取りのサポート
  • 支援者のスキル評価
  • 授業観察
  • 支援制度の振り返り・検証 など
2016年度は、情報保障に初めて取り組めた大学院、専門機関のサポートの他、高校生から社会人と幅広い相談に対応しています。
相談 聴覚障害学生や特別支援学校、社会人、保護者等からの相談も受けています。聴覚障害学生からの相談に対しては、在学中に支援サービスを利用した経験のあるろう者スタッフが対応することで、心理面のサポートにも努めています。
支援者養成 ノートテイカー・パソコンテイカーの養成研修会の企画や講師の派遣をしています。事前打ち合わせ、カリキュラム構成の助言、養成後のフォローアップも含めてサポートし、大学独自で養成が担える体制作りの支援をしています。
通訳者の斡旋・研修 手話通訳者、パソコン通訳者等の斡旋を行っています。また、地域資源の活用などについてもアドバイスを行っています。地域の通訳者団体向けに、大学の情報保障をテーマとした通訳者対象の研修依頼も引き受けています。
普及・啓発 「聴覚障害者と高等教育」フォーラムの開催や関連誌への寄稿等を通して、聴覚障害学生支援の必要性や、現状・課題を発信してきました。近年では、企業からの聴覚障害に関する啓発研修や、大学教職員向けのFD研修の依頼も増えてきています。
ネットワーキング 学生当事者団体や地域の要約筆記・手話通訳グループ、通訳派遣機関等との連携や情報交換を行っています。PEPNet-Japanの連携機関でもあり、各事業に多くのスタッフが参画しています。
メッセージ 「聴覚障害学生・支援学生・支援担当者に寄り添い、長期的な視野で、支援体制作りのお手伝いを」

聴覚障害学生支援が全国的に整いつつあります。しかし、聴覚障害学生・支援学生が、聞こえない先輩や経験者に安心して相談できる、細かな指導・研修を受けられる体制はまだ十分には整っていません。また、支援担当者が気軽にアドバイスを受けたり情報交換ができる機会もまだまだ少ないのが現状です。
 サポートセンターでは、ひとつひとつの大学が、長く安定した支援を提供できる体制を築けるよう、その大学に合った方策を提案し、制度構築のお手伝いするとともに、聴覚障害学生・支援学生・大学担当者など関係者全員が安心して相談できる機関として活動していきます。お気軽にご相談ください。
参考資料
  • 吉川あゆみ・太田晴康・広田典子・白澤麻弓(2001)「大学ノートテイク入門」人間社
  • 白澤麻弓・徳田克己(2002)「聴覚障害学生サポートガイドブック」日本医療企画
  • 吉川あゆみ・岡田孝和他(2007)「大学ノートテイク支援ハンドブック」人間社
問い合わせ先 WebサイトのContactページよりお問い合わせください。